人気グループSMAPの木村拓哉(26)が、結婚もうわさされた元モデルで“カオリン”ことK・Iさん(27)と破局したことが二十五日、分かった。九年間に及ぶ交際にピリオドを打ったキムタクは、「今年初めぐらいから、二人で話し合い、結論を出しました。一個人として、彼女には大変感謝しています。そして幸せになってほしいと願っています」とコメントを発表した。
二人は、キムタクがSMAPの一員としてテレビ朝日系=名古屋テレビ「アイドル共和国」に出演した際、カオリンがアシスタントを務めていたことがきっかけで知り合い、交際がスタート。当時は、SMAP結成から二年ほどたっていたが、グループは現在ほど目立ってはいなかった。
その後、SMAP人気が爆発。歌、ドラマ、バラエティーと大活躍し、中でもキムタクは、週刊誌が“キムタク現象”を取り上げるなど九〇年代を象徴する顔として注目を集めた。
恋人の存在はファンの間では早くから知られ、マスコミに発覚後も隠すことなくオープンな交際が続いていた。忙しいスケジュールに追われるキムタクにとって、恋人の存在は芸能人ではなく、個人として支えてくれる女性としてかけがえのないものだった。二年ほど前からは、キムタクの東京都杉並区内の自宅マンションで同せいし、結婚秒読みとも伝えられていた。
関係者によると二人は話し合いの末、カオリンがキムタクのマンションを去ることで関係を解消。破局後、キムタクは海外進出となる主演の香港映画「2046」(ウォン・カーウァイ監督)を、六月に撮影。七月二十四日からは夏のツアーがスタート、九月二十六日の横浜スタジアムまで公演する。