皇紀二六XX年
満員の通勤電車の中、誰もが本や手帳を取り出し黙々と活字を追っている。個人用端末を立ち上げ誰もが電脳空間を眺めていた時代が遠い昔のことのようだ。
知的財産保護・文化的規律維持を名目としていたはずの通信検閲は暴走を続け、遂には電子の網を支えていた大黒柱をも断ち切るまで満足することはなかった。その柱は、広告業界と呼ばれていた。
続き、任せた
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