2018-05-22

オタク差別はいからあるのか?

オタク」という呼称70年代まれと言われるけど、それ以前からオタクに類する人はいたはずだ。

マニアとかフリークスと言った単語も、「躁状態」「中毒者」といった「病気」と見なすニュアンスがある。

しか時代さらに遡ると、創作物にハマったり道具を集めたりというのは金持ち道楽ということになり、富の証とされていたのではないかとも伺える。

数寄者や好事家というような言葉は、どちらかといえばそのような意味で、茶道のようなハイカルチャーの愛好家や、学者といったようなニュアンスのようだ。

それに対して「オタク」という言葉が指すのは「大衆文化熱狂消費者」であり、「オタク差別」も大衆文化が花開いた以降の時代産物と言えるだろう。

そして、「オタク差別」は度を過ぎた趣味人揶揄するようなものではなく、「趣味ジャンルのもの」に貴賤をつけるものである定義できる。

その意味で、調べると明治の頃に郷土玩具を集めるブームがあり、その収集家は大きな子供という意味で「大供」と揶揄されたらしい。

更にさかのぼって江戸時代ならば、水野忠邦による「天保の改革」。あれはオタク差別の走りではないか

目的倹約による物価の引き下げだが、たとえば寄席では滑稽噺を禁止して教訓性の高いものだけ残すというような娯楽の峻別が行われており、

これはまさに趣味ジャンルに貴賤をつける「オタク差別」の元祖と言えるのではないだろうか。

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