ちょっと最近思うところがあり、ふとこの想いを書き留めておきたいと思ったため初投稿。
自分がいるところは本社ではなく、ほぼ入社した時期と同じころに発足したばかりの支社。
入社したばかりのころは支社の社員も少なくて帰社会も強制参加ではなく、わりかし自由度が高くてお金を稼ぐ点だけで考えれば不満はなかった。
客先常駐型の会社の問題点はさておき純粋に仕事を仲介してくれるだけのウィンウィンな感じだった。
しかしここ最近急激に人数が増え、今では気付いたら帰社会も業務になり参加は強制である。
もちろん業務になったからといって会社が派遣先の企業に話を通すわけでもなく、
帰社会への出席にあたっての調整は現場にいる人の責任で行わなくてはいけない。
従業員のほとんどは転職組だ。支社の方針として応募があるだけでうれしいらしく、業界の業務に未経験でもほぼ採用される。
その甲斐あってか現在進行形で従業員数はうなぎ上りに増えている。
つい最近、営業の人が新しく入った。その人はIT業界は未経験で営業の経験もゼロらしいけど採用された。
客先常駐型の会社の為、自社に常に居るのは支社長と事務、営業、あと新卒と自社待機または持ち帰りの人たちのみで4~5人程度である。
自分は常に自社に居るわけではないけど事情があって午前中は自社に出社することがたびたびある。
営業の人はやっぱり入社して色々面食らったらしく、従業員数も増えていく中で組織改革が必要だと考えたらしい。
そこで「自分に何かできることを」と考え思いついたのが朝会の導入だそうだ。
また、営業の人以外、いわゆる他社から引き抜かれてきた人たちも様々な考えがあるらしく、気づけばさまざまな決まりやら活動が出来はじめた。
個人的に興味深いのは皆、以前いた会社にそれなりに不満があって転職するなり引き抜かれたりしているけれど、
「何かを変えよう」とか「組織改革をしよう」と実行に移したとき、以前いた会社のやり方やルールをほぼそのまま踏襲してしまうところだと思う。
たぶん、今自分が働いている支社も行き着くところは、決まりがどんどん増えるし、自社に居れる時間が殆どない以上プライベートの時間を使うような組織運営になるのだろうなと思っている。
ちなみにその朝会も、支社としての強みを引き出せるようなものでもなく連絡事項もままならないスピーチ会になっている。
さらに進行は言い出した営業の人がやらずに新卒に押し付けているのが現状になっている。
もちろん朝会みたいなものがまったく必要ないとまでは言わない。同じ会社で働く人の顔と名前を覚えるとか、その人の考えをスピーチで知るとか、そういったことを促進する効果はあると思う。
けれど、客先常駐型の会社故従業員の大半が自社で勤務することはありえないため、「なぜ行うのか」という部分に関して明確な理由がある訳ではないと思う。
突き詰めれば「以前勤務していた会社がやっていたから」以上の理由は恐らくないし、先に述べた効果のことなど考えてすらいないと思う。
ダメな会社の香りがするぞ