酒に飲まれた夜は人肌が恋しくなる。
酔いに任せて入店したオールハンドのプライベートメンズエステサロンで、シャワーを浴びた私は、控えめな紙パンツを履いてうつぶせになる。
ショートヘアの彼女は私の両足をフェザータッチでくすぐりながら、メンズエステなんて存在を知らなかったけど、友達に誘われて働きはじめたんです。
最初は風俗じゃないの?なんて思っていたけど、ぜんぜんそんな変なものではなかったですね!たまに勘違いしてらっしゃるお客さんもいるけど。と笑う。
いちいち彼女の話に相槌をうってあげていると、次第に眠っていた理性も目を覚ましてくる。
わざとらしく配置された鏡越しに彼女の太ももが目に入る。ミニスカートの中に短パンを履いている。
仰向けになり、足の付け根の、神経が1本も通っていないところを丹念に撫でられているうち、ゲームセットのホイッスルが鳴り響く。