2018-04-18

anond:20180418200647

サンマという文字は、「三人で行う麻雀」の意味かもしれず、外国の知名かもしれず、ひょっとしたらサンマルクカフェの新しい略称かもしれません。秋刀魚と書くことで、漢字の持つ深い味わいとともに、秋の風物詩でありきらりと光る刀のようなあの魚のイメージが、一瞬で読み手脳裏に浮かぶのです。短時間豊富イメージを伝達する力が漢字にはあります。これはカタカナにない利点の一つ目です。

次に、漢字映像的に処理されるため、多くの情報を一瞬で、しかも誤りなく伝えるのに適しています。たとえば忙しい人ごみ市場で「サン…」しか読み取れなかった場合は何を売っているのかはまったく判然としませんが、「秋刀…」が読み取れた場合はまあ間違いなく秋刀魚を売っているのだろうと判断がつくわけです。つまり漢字のほうが情報劣化に対する回復力が高く、情報の伝達に優れているといえます

最後に、カタカナ認識できるのは、世界でも2%の人々に過ぎないのに対し、漢字認識できる人間の数はその10倍に及びます。もちろん、全ての漢字認識できる人が「秋刀魚」があの魚を意味すると理解しているわけではありませんが、まず魚の名称であろうことは認識できる上に、字面を見、かの魚を見れば、その名称に納得もしてもらえるという意味では、世界的に見て「秋刀魚」の文字を用いることの有効はいうまでもありません。

以上三点からみて、「サンマ」と書かずに「秋刀魚」と書く、その漢字価値は大いに認められるべきであると考える次第であります

記事への反応 -
  • では漢字の存在意義は?

    • サンマという文字は、「三人で行う麻雀」の意味かもしれず、外国の知名かもしれず、ひょっとしたらサンマルクカフェの新しい略称かもしれません。秋刀魚と書くことで、漢字の持つ...

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