郵政の住宅手当等の問題で、また雰囲気で叩いている感じがあるので私見を述べる。
まず、下への切り揃えの妥当感を感じるポイントは、働かないおっさんである。
例えば、同じ公社系でもみかかなどは40代で住宅手当が打ち切りになる。
これはだいたいの新卒は入社してから知ることが多いが、おっさんになるとある程度出世して昇給していないといろいろ懐は厳しいというのは世の常である。
意外と若い人の手当を含めた賃金水準と、おっさんの年功での賃金水準はバランスがとれているのである。
では、若い社員や非正規社員をイラだたせるものは何か?それは「働かないおっさん」である。
若い社員は転勤もしなければならないし、昇格のために職場でも率先して企画推進をしなければならない。
ここで、働き方はそこそこで、転勤したくないという若者のためにエリア採用社員という働き方も出てきた。
エリア限定での勤務だけど賃金は全国転勤できる人より何割か安いというものである。
全国転勤できる若者は「職場でも一番よく働き、転勤にも従うから給料は高くて当然」と思い、エリア限定は「全国転勤はない前提だからやむなし」と考えるが、エリア限定というものが出来る以前からいたおっさんは、全国転勤型と同水準で給料をもらいながら、かつ出世を捨て去った転勤拒否でぬくぬくと地元に根を張っているのである。
非正規にしても、職場で主体的に会社の向上を考えて仕事をしてくれる人はそんなおっさんの万倍マシなので、おっさんの労働条件をカットして、社員登用の原資にすればよいのである。
(あ、ただぶら下がってるだけの契約社員のおばちゃんはノーセンキュー)
余談ですが、非正規保護や新卒ばかり皆さん指摘しますが、今、世の中の職場では働かないおっさんや働かない非正規に挟まれて必死こいて安い給料で職場回してる30代中堅がいることを忘れないでください。
こちとら職場慣れた瞬間に転勤、次の職場(全く違う業務分野)で一瞬で仕事覚えてまた職場を回すという地獄サイクルなのです。販売から厚生までジェネラリストであるもののプロでもないから転職しても給料下がるし、会社の給料上げるしか道がないのです。
ネオリベの誤謬ってこんな感じなんだな。
で、その一部の働かないやつを働かせようと言う政策で、むしろ追い詰められているのは多数の一生懸命働いてるやつなんだよね。それはこの30年がよく示している。 また、書類をガン...
「地道に良いようになるように会社、社会をまわしていく」のに必要なのは、マネジメント。 なぜなら、地道に良いようになるようになる社員を見いだせるのは眼力と時間配分がうまい...
働かんおっさんからは手当もなんでも取り上げて働かないなりの給料しかやらんかったらええんよ。 働くやつにもっと給料やろうぜ。