東日本大震災のころから住み始めてるにわか鎌倉市民なんだけど、海側のほうは空き地が増えてるなと感じる。
高齢化が進んでるから、よく古い民家が取り壊されるじゃない。そうすると、そのあとになかなか新築が立たない。駐車場か空き地になっていることが多い。
思うに、津波の避難場所がないことが影響してるんじゃないかしら。歴史的景観を保護するために、高い建物は建てられないらしいんですよ。
だから海が近い上に、高さ15m以上の建物が1kmも離れたところにあったりする。
まあ避難所も少しずつできてるんだけど、まだ恩恵を受けられそうにない地域が広い。
どこが崖崩れするかわかんないような50mくらいの高さの山が、数百m離れたところにあるとか、そんなかんじ。
まあもともと住んで便利なところではないんだけど、今そこそこお金を持ってる人が新築を建てるとき、ここに住もうとは思わないだろうなと思う。
よく斜陽産業とかオワコンをモチーフにしたフィクションがヒットする法則があるけど、海街diaryとかビブリア古書堂もそれだったのかなと思う。