はるか昔の職場での話なのですが、雑誌を見ながら「ここに行ってみたいね」とか雑談をしていると「レストランは✖️✖️がいい。なかでもこのメニューがすごくいいのでオススメ」とか「観光スポットの✖️✖️は実際に行くとそうでもない。そちらに行くなら◯◯の方が見どころが多い」とか、やたら海外事情に詳しい40代後半位の女性がいました。
あまりにも詳しいので渡航経験が多いのかな?と思って「お詳しいですね。どの位海外に行った事があるんですか?」となんの気なしに聞くと途端に不機嫌な表情に。
なんと一度も海外には行った事はない&それを指摘する事は部内のタブーとの事。
移動してきたばかりの自分はそれを全く知らず地雷を踏んでしまったのでした。
(言ってくれよ!)
以降、当然のように嫌われ、何かある度に「海外にも行けない貧乏人で悪かったわね!」とイヤミの繰り返しの日々でした。
しかし、今になって思えばネットなんてほとんど利用されていなかった当時、よくあそこまで事情に詳しかった事の方がすごいのでは?と感心しているのでした。