2018-04-07

絵が描けなくなった。

なにもないところから絵は生まれない。

絵はキャンバスではなくストーリー媒介に生まれてくる。

デザイナーは人々のくらしというストーリーに寄り添い創作する。会社製品のためのデザイナーでは、わくわくするストーリーは生まれない。

私はストーリーがなければ絵が描けないと気づき、私のなかにストーリーがなく、描けなくなった。それでも絵に関連することにすがっていたくて絶対に無理だと感じていたデザイナーになった。

するとデザイナーとは、他者ストーリー表現する仕事で、空っぽだった自分のことを考えて死にたくなる暇がなくなり、毎日が楽しくなった。

デザイナーになってから、ひとりの時間を大切にしている。他者を考える時間であるから

孤独とき他者を思えるのに、人と対峙しているとき、人のことを考えられない。幾度も誤った対応喧嘩もすれ違いもする。

ひとりでこうやって、はてぶを見たり、学校や、町歩きや(団地が好き)、廃墟や、図書館公園歴史に触れて、多様性がある 多くの人のくらしに思いをはせてる時間がとても愛しい。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん