奇妙な振る舞いをするプレーヤーとは不規則なまた不可解な動きをし意図が読めないプレーヤーのことだ
このようなランダムな運動が効果を生むのに必要な条件は不期遭遇戦というような予期せぬ戦闘を多数誘発することで戦場に混沌をもたらしカオスな戦場へ引きずり込むことだ
そしてそのカオスな戦場で相手に優越した能力(状況対応能力、兵装、編成、士気能力)を有していることだ
このような奇妙な振る舞いをするプレーヤーに遭遇した場合私達がするべきは必然性のある行動に徹することである
数を揃え地盤を固め偵察を行い、陽動し敵の行動を予想可能なものとし万全の体制を整えた後に敵と会敵する
必然性の乏しい動きをするプレーヤーは不確実な、状況の推移を予測しにくい戦略をとっており相手を自分の土俵に挙げなければ勝つことが出来ない
それは安定した戦術が安定した成果を生むのに対して不安定な戦術は不安定な成果をもたらすからだ
どれだけ盤石な体制で戦おうと不安定な戦術によってもたらされる副作用、勝負手(受け方を少しでも誤れば逆に自軍が窮地に陥る手)により危機に瀕する可能性があるのだ
基本として安定した戦術のほうが有利であり勝率が高くなると予想されるが不安定な戦術の持つ勝負手の確度によっては状況は大きく変わる
勝負手が決まれば私達はたちまちカオスな戦場に引きずり込まれてしまう
基本的には勝負手が決まることなど埒外の出来事であるが直観によって異様なほどにこの勝負手を決め状況を変える者がいるのもまた事実である