2018-03-19

anond:20180319003730

たかだが1年終わるくらいで、無能か否かなんてわからない。

できないことが多くて凹んでいるみたいだけどさ、1〜2年目って「自分ができないことがたくさんある」ってことを知る時期なんだよ。

君が見てる「テキパキできてる先輩」だって通った道だ。

抜け出したいなら、抜け出すためには何をすればいいか考えればいいし、特に抜け出したいと思わないなら、そこにいるためにはどうしたらいいか、って考えればいいだけのこと。

自分は初期の頃の就職氷河期世代で、「やりたいことを仕事にする」っていう選択が叶えられない人が本当に多かった。

そのためもあるのか、自己分析は悪いことではないけど、最近の若者は「やりたいことを仕事にしよう」っていう強迫観念が強すぎな気がするんだよね。

仕事を難しく考えすぎと言うか…仕事生活するための糧を得るためにも存在するわけで、全員が「仕事自己実現しよう!」って思わなくてもいいと思うんだよ。

この増田とは違うけど、私も技術系の仕事している。だから技術職の世界にある「成長していかなければいけない宿命」というのは常々感じる。

そうしていかないと給料も増やせないし、管理者としても技術者として「使えない」ということになると、失職する可能だって出てくる。

でも、色々な人生を持つ人間がいることを考えた時、皆が上昇志向じゃなくてもいいかなと思う自分もいる。

部下を持つ役職者としては、全員に上昇志向があったなら、それはとても嬉しい。

でも、安定志向人間がその中にいても、いいと思っている(下ばかり見るのは困るけど)。

色々な種類の人間がいた方が、色々な危機を救える可能性が出てくるんじゃないかと思ってるからだ。

この増田に言いたいのは、今の状況は決して無能である証拠ではないということ。誰しもが通る道だ。

でも、だからと言って「わからないまま」過ごしてはいけない。

1年目は会社になれることが仕事だが、2年目は仕事を知り、できる事を積み上げていくことが仕事だ。

一足飛びで「できる社員」になれる人はいない。

この増田に限らず、最近新人はこういう思いに囚われて、勝手に病むことが多い。

やる気があって優秀な人間も多いと感じるから、本当にもったいない。もう少しハングリーさを養ってほしいと思う。

…まあ、就職氷河期乗り越えて来た人間から見ると、誰もが繊細すぎるように見えるのかもね。

上司や先輩は、いいところ見つけてくれてるかもしれないよ?

それ聞いてみるのもいいかもね。良い上司なら、部下の良いところは即答できるはずだから

記事への反応 -
  • 研究開発ができるよ、的な感じで就職したけれど、配属されたのがほぼ常駐に近いPJでひたすら資料を作ってお客さんとあーだこーだ言う仕事だった お客さんからたまに技術的な質問も...

    • たかだが1年終わるくらいで、無能か否かなんてわからない。 できないことが多くて凹んでいるみたいだけどさ、1〜2年目って「自分ができないことがたくさんある」ってことを知る...

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