1年くらいしか働いてもらえなかった。
辞めてどうするのかと聞いたら、組織にしばられて生きるのは向いていないので、ブログで稼ぐと。
彼がブログを書いているのは知っていたのだが、素人目に見ても稼げるブログでないことはわかる。
彼はネットが好きだ。いわゆるネット中毒と言ってもいいだろう。
そんな彼との面談の中では、さまざまなネットの言説が引き合いに出された。
などなど。
たぶん、正しいよ。
それを主張している人にとってはね。
人生をやり直せると言っている人は、やり直せた人か、やり直しても生きていける武器を持っている人だけなんだよ。
たとえばポーカーがすげーうまいとかさ、株式分割に長けた人とかさ。
でも、その人の背後には、何人もの「やり直したくてやり直したくてしょうがない人」がいるんだよ。
ネットで稼ごうがノマドなんちゃらのスタイルで稼ごうが、彼が見ている「稼いでいる人」は、とても努力した人か、とても才能に恵まれている人か、とても運がいい人のいずれかなんだ。
普通の人は、あんたらみたいに有名じゃないし、努力もできないし、才能もないし、運もない。
何がノマドだ。
何が何度でもやり直しができるだ。
それと同じにおいがする。
そう心の中で憤りつつ、やりたいことが見つかってよかったね、と彼を励ましてしまった。
残念ですが阿呆が淘汰されるのは自然の摂理でもあります
そういう奴は勝手に落ちていけば良し。 使えないやつがダラダラと居座り続けなくて良かったじゃないか。
ネットの煽りなんてかんけいないだろ とにかく今働きたくない それが全てだろうから