私にとってかつて美容は、自己愛の手段として自己肯定感を高め、自信を持たせてくれた。それはある種の救いだったと言える。しかし若くなくなってからは、美しくない女は無価値だと言われ続けるようで、考えれば考えるほど受け入れがたくなった。女の人生を半ばまで生きて、今現在は美容が好きではない。容貌の衰えに一定の価値を見出し、老いを積極的に受け入れたい女もいるのだ。
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