2018-03-03

どこで敬語を崩すか、境界線曖昧ルールについて考えたこ

人間は初対面の人と敬語で会話を始めて、何度か会ううちにだんだん敬語を崩したりタメ口で話すようになっていくと思うんだが、私はどのタイミング敬語を崩すのがベストなのか分からずに戸惑う毎日を過ごしていた。

増田に悩みを書いてみたりもした。ここでもらったアドバイスなんかをもとにその後約2年かけて私が「敬語を崩すタイミング」について考えたことをここに書き記しておきたい。


まずは、みんなが敬語からタメ口に変わる瞬間を観察しておこうと思い、周囲の人間を観察してみた。

そこでパターンがあることに気付く。

相手立場や年齢に関係なく最初からタメ口の人

→初対面でいきなりタメ口で話しかけてくる奴はヤバいやつが多かったので、このパターン人間に対しては敬語継続して距離をとったほうがいいことを学ぶ。

相手が年下であると分かった瞬間、タメ口になる人

上から目線で失礼な人が多いので敬語を使い続けある程度距離を置いたほうが良いことを学ぶ。

③初対面時は敬語で話していくが、距離感が近づくうちに敬語で話す頻度が減る人

距離の取り方も人間性もまともな人が多い。

④仲良くなってもずっと敬語状態が続く人

自分とは距離を置きたいか敬語のままなのかな?と感じるので適度な距離で付き合う。


自分が望む人間関係を作るには③のパターンについて細かく考察する必要があると気づいた。

そして慣れないながらも、いつもよりちょっといかな?と思うタイミング敬語を崩してみるようにした。

結果

↓↓↓

面倒な人間関係が増え、悩みが増えただけでなにひとついいことはなかった。

敬語を使い続けるかどうか、話し方が気さくかどうかなんて人それぞれ。実は今までやっていた敬語崩しのタイミング自分にとって最適なやり方だったようだ。

いつまでも敬語で話し続け相手との間に壁を作ってしまうことでずっと悩んできた。

…と思い込んでいたが、別にから悩んでいたわけではなかった。

敬語を早めに崩すこと、をやってこなかったので、そういうタイミングの人(先ほどの考察でいくとパターン③の人々)が見ている世界を見たくなっただけのようだ。

私は、自分にとって最も心地いい「人との距離の取り方」を保つために自然自分に合った敬語の崩し方をしていた。自然すぎてそれがベストだということに気づけなかっただけだ。

話し方など無理に変える必要はなく、自分自身に「こうなるべきだ」「こうありたい」と呪いをかけるのをやめようと思った。

居心地のいい状態というのは、長いことそこにいると気づかなくなるもんなんだな。

※2年前に投稿した増田

https://anond.hatelabo.jp/20160911030230

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