工学部卒でも、ノースキル労働者でも、「競合が賃金を上げれば賃金をあげ、競合が上げなかったら上げない」という関係が成立するが、
工学部、工業高校をまともに卒業した人材は1人あたりの生産額が十分に高いから、競合が払えなくなる価格まで賃金を上げても事業が成立する。
ところが、ノースキル労働者の場合は、1人あたりの生産額が低く、競合(か自分)が払えなくなるまで賃金を高める競争に突入すると事業の利益が皆無になる。(故にその競争に突入しない選択が全体でされている)
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現代は最先端機器商品や手厚い高齢者福祉が用いられているが、それに見合うだけの生産をノースキルの労働者でもできているかはかなり怪しいとも思う。
つまり、個人としては生産技術を真っ当に身につけるべしと言いたい。