wikipediaの星新一の項目を見てたら、死後出てきた大量のメモとインタビュー記事をもとに、星新一という人の人柄を追求した本が出版されていたらしい。
2007年(平成19年)、死後10年目にして、星が残していた大量のメモ類と130名余の関係者へのインタビューを基にした最相葉月の大部の評伝『星新一 一〇〇一話をつくった人』(新潮社)が刊行され、「ひょうひょうとした性格」と思われていた星の人間的な苦悩や「子供向け作家」と扱われていることへの不満、家族との確執、筒井など後輩作家への嫉妬などが赤裸々に描かれ、従来の「星新一」像を覆す内容で衝撃を与えた。また、この書では初期には直木賞落選が名誉と受け止められるほどハイブロウな存在として遇され、安部公房(純文学とSFの両分野で評価されていた)のライバル心をかきたてるほどであった星が、後に大衆に広く受け入れられるに従って文学的評価が伴わなくなってきた変遷も描き出されている。
> 筒井など後輩作家への嫉妬などが赤裸々に描かれ 筒井康隆のエッセイにちょろっと「年を取って気難しくなった」みたいなことが書いてあって、なんかあったんだろうなってのは感...