2018-01-30

深夜のコンビニ

ひと目会いたくて、

深夜にあなたを呼び出した。

コーヒーと、他愛のない話。

寒いですね。うちに来ますか?」

ふたりバイクに乗った。

夜の靄が頬に冷たかった。

「なにもしないなら、ベッド使ってもらっていいですよ?」

こどもの頃の話を聞きながら、いつしか眠りに落ちた。


朝、目覚めた僕に、あなたは言った。

増田さんってキスが上手です」


間近で見た笑顔が焼き付いて、今日仕事が手に付かない。

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