掲示板に溢れる「男は」「女は」という話し方が法律で禁止されて5年が経った。
発端は、国会での論争。ある大臣が「国民は」と発言したとき、あるブクマカ出身の議員が「主語がでかいぞー!」とヤジった。大臣が「東京都に住む国民は」と言い直したところ、「地方民を馬鹿にするのかー!」「東京都さまがそんなに偉いのか!」と、地方出身の議員からヤジが飛んだ。「東京都以外に住む皆さんを差別したわけではありませんが、今回の議題の対象となる東京都に住む国民の皆さんは」と付け加えたとき、「23区とそれ以外を一括りにするのはあまりに早計。だいたい、老人から赤ん坊まで十把一絡げに語るものではない」という意見が出るのは、会場の誰もが予想していたことだった。
誰もが本気で言っているのではない。ただ、時間を稼ぎたいだけ。牛歩戦術の言葉版のようなものだ。それに業を煮やした議員はゼロではなかった。そこで大きい主語禁止法案が可決された。
大きい主語禁止法案が施行されてから、ブクマカたちは頭を抱えた。安易に属性で括るのはご法度。しかし、どこまで細分化すべきなのかが明確に線引されていなかった。元増田を増田というのは主語が大きいか、否か。誰も答えは持っていない。
次第に「2018/01/29 19:03分にはてな匿名ダイアリーにて『俺は明日給料日』という投稿をした増田は」といわなければならなくなった。文字数が大幅に削られた。そこで花開いたのがタグ文化だ。
というところまで考えたんだけど誰か続き書かない?
このつまんなさはanond:20180126205814に通ずるな 同一人物か?