2018-01-17

透明な彼

彼は透明だった。

透明は素晴らしいのだ。

何色に染めることもできる、白以上の存在だ。

一緒に居ることで彼の事が好きになり

彼はピンク色に染まった。

ピンク色は嫌いなので距離を置くと水色がついた。

彼は実家が嫌いらしく、実家に行くと黒色がついた。

こうして色集めしてできたのが今の彼。

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