2018-01-11

着物警察をしないくらいで和装文化は戻らない

和装を心から愛する人たちがいくら自重着物警察を煙たがったって、着物警察にうるさく言われたことのある子たちが戻ってくるわけがない。

若い子が和装をする機会は成人式か夏の浴衣が圧倒的だけど、そういう時期は聞こえるような声で他人の格好に文句付けてる人が多い。

私たちのころはああいう着方は絶対しなかったけどねぇ」「今の子はお母さんもできないからねぇ」って本人でなくても気分悪くなるわ。

浴衣の時期なんか知らない若い子を捕まえて「直してあげる!」って道端で始めようとする人たちだって珍しくない。

襟がはだけすぎて胸が見えそうとか帯がほどけかけてるとかならまだしも、おはしょりが短いとか汚いとか襟が抜けてないとか、そりゃかっこよくはないけど問題ないでしょ。

苦労して慣れない和装チャレンジして、彼氏友達と楽しくやってる若い子に恥ずかしい思いさせてまでやることなのか。

普通に洋服着てればこういうリスクゼロからね。着ないよ。

本当に着物が大好きな人個人的自重したって着物警察はまだまだいっぱいいるんだから着ないよ。

着物警察に絡まれてる若い子を見つけては助け舟を出して、陰でヒソヒソと「帯と着物が合ってない」「派手すぎる」などと陰口を聞けば「みっともないからやめなよ」と注意し、和装ゴスロリや肩出して着てる子をプゲラしてる人たちに「いまはこういう着方もあるのね」などとたしなめるくらいしないと着物警察にやられた子たちが戻ってくるとは思えないよ。

それでも着にくさとか動きにくさとかの問題は残るから正直あんまり増えるとも思えないけど、着る必要のない現代においてそういう面倒を乗り越えてでも着ようって子は積極的応援するくらいの雰囲気が無いと気軽に着たいものではなくなると思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん