ここ2年位、定期的に考えてる
農村、鉱山、工業地帯、学都、観光地、どこかの都市のベッドタウン
しかし、地域で完結していた産業がどんどん消え、企業が国レベル、世界レベルとなっていった
支柱を失って側だけ残ったような感じだ
もちろん全地方がそうではないが、多くの地方はもはや「そこに人が居る」以上の存在意義がない
産業、仕事が国・世界レベルから地方レベルに戻ることはもう無いだろう
「そこじゃないとできない」よりも「どこでもできる」方が有利なように
戦っていけば自ずとそうなってしまう、それはどの国でも同じだと思う
それでも「そこに人が居る」だけで何らかの意味を持たせられるのか
あるいはそれを諦め、人がより固まって住む未来を目指すべきなのか
はたまた地方が地方として復活する目はあるのか(つまり地方密着で新たな産業を作れるのか)
そこら辺がよく分からない
というか、よく分からないのを受け入れないまま「地方創生」が先行している気がする
長い目で見れば人は生きるために、いろんな場所に移り住んできた
特別な話ではない、とは思うのだが、そんな割り切れる話でもないか
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ちなみに何でこれを考えているかと言えば、故郷の地場産業が少ないからだ
それなのに、チェーン店がどんどん増えてくるのを見ると、一体この地方は何のためにここにあるんだろうと気になった
でもそんな故郷でさえ、周りの町村からは栄えていると見られているのが何かもうアレだ
これが例えば東京から車で1時間とかならまだいいんだが、生憎新幹線で数時間の距離だ
引っ越し費用が用意出来たら大丈夫だと思うよ
そういえば北朝鮮も騒ぎになっているのにリスク分散みたいな話は全く出てこないよな。