2017-12-30

結局、祥瓊って悪いの?

盗んだ騶虞で走り出したのはそりゃ悪いに決まってる。その前の話。

国民が祥瓊恨むのはわかるよ。地獄のような暮らしで心が荒んでいる中、義務も果たさず遊んでばかりいた悪逆非道の王国の齢13(実質43)の王女様が憎いのは心情として理解できる。巨悪である仲達とその王妃が普通の首チョンパで怒りが収まらなかったところで、怒りの行く先を見つけたんだろう。けど、その憎しみは妥当なのか?

そら、朱昌が彼女の立場なら何もしなくていいと言われても父ちゃんの非道を知って逆らっただろうさ。でも誰もが朱昌みたいに行動力があるわけじゃない。少なくとも私は流される自信がある。

「周りが全力で甘やかして何も知らせなかったのに、全部私が悪いの?」という祥瓊に楽俊もまともに答えていなかったし。てか、父ちゃん母ちゃんが死んだのまで自分のせいにしてたけど、もっと父ちゃん母ちゃん恨んでもいいと思う。

いや、もう悪いなら悪いでいいけど、実際問題どれくらい悪いのか?それをハッキリさせてほしい。最後は祥瓊の罪は赦された、その程度の罪だと考えるべきなのか?芳の全国民に憎まれていて車裂きされそうになったのに。あれはトラウマになるでしょ。

悪ノ娘リリアンヌはその点モヤモヤしない。祥瓊と違い直接的に沢山悪逆非道を尽くして、本当は死刑にされるべき人間だけど弟が身がわりになってくれて、それでひっそりと一生かけて償って(公式台詞)生きていく、というのがハッキリしてるから。

ここまで書いてきて結論。十二国記関連は一発変換できない漢字や難しい漢字の名前が多くて書きにくいから、多分二度と書かないと思う。

  • ↓の増田読んで、久しぶりに十二国記のサイトに行ってみた。 anond:20171230130025 『2017年、年末のご挨拶』 ・・・ はああああ(でかいため息) 何にも情報ないじゃん。 本当に原稿進...

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