年の瀬にフト疑問に思うことがあったので書いておく。
私の夫と私の友人はすごく似てると思う。
基本ベースがネガティブな私から見たら、どちらも底抜けに楽天家に見える。
羨ましいなーと思ったこともあったけれど彼らに比べて自分が暗い人間だということは特に私はマイナスに感じない。
と言うのが世の中はネガティブよりポジティブが、暗いよりは明るいほうが良いとされがちだけど、ポジティブで明るい人ばかりだったら慎重に警戒する人がいなくなり、めちゃくちゃになるだろうことを彼らに教わったからだと思う。
本当に彼らはめちゃくちゃだ。
いつもなんでも何とかなるとしか思っていない。
よくよく見ていると、確かに何とかなってはいるのだけど、それは彼らの周囲の人間が何とかしているのであって、彼ら自身が何とかしているのではない。
こんな彼らを前にして、無論私は何とかする側の人間だった。
今までも。
そしておそらくこれからも。
鳥頭なの?
なんで何も考えてないの?
自分で何とかできたと思ってるの?
と、思わないではないし、ほら何とかなったじゃんとニコニコしてるのを見ると無性に殴ってやりたくなる時もある。
人生やったもん勝ち。
何も考えてない人間の勝ちだ。
暗さ湿っぽさの一切ない人間にそれを指摘しても無駄なことだと学んだ。
なんだかんだ言いつつ、それに対応出来る自分がわりと好きなことにも気がついた。
ただどうしても納得できないのは、この2人がとても相性が悪いと言うか、お互いにお互いを信用できないと思っている。
凄く良く似ていてよく似た言動をしているのに、本人らは気がつかない。
そして彼らは両者とも霊感がある。
らしい。
らしいと言うのが私には殆ど霊感がないので見えないし、わからない。
けれど、構って欲しいがゆえにそのような嘘をつくタイプではないので、霊かどうかはわからないけど何かはあるのだろうと私は思っている。
なのに、お互いがお互いの霊体験を信じない。
霊体験と言うのも不思議なもので、体験を語れば語るほど嘘くさく聞こえてきてしまうと言う特徴がある。
私のように霊感の少ない人間でも、まあ嘘じゃないんだろうけど、多分霊とかじゃなくて化学的な何かだよくらい思うのに、なぜ霊感のある者同士が否定し合うのだろうか。
本当に不思議でならない。
狩猟時代でも戦時でもあるまいし、五体満足に生まれたなら楽観的な方が得だよね。 ほんと羨ましい。
ですです。本当に羨ましいんです。何も考えてない人間なんかいないと言う概念も彼らに壊されました。最強です。