Fランに来てまで真面目っぽく振舞ってる自分にむなしさを覚えてしまう。
講義は一切サボらず、教室の真ん中少し手前の両端のどちらかに座り、頭の良いおっさんの話をふむふむと聞く。
テストが近づけば、少ない友達から少ない過去問を入手し、各教科成績が8割以上になるように適度に手を抜いて勉強をする。
ノンバイト、ノンサークル、少ない友達、もちろん彼女なんていない。
家と大学を往復するだけの日々。
時間あるし理系なんだから勉強すればいいじゃんという声、わかります。
本気で勉強すれば高学歴たちにも勝る力をつけられる、実際そういう人もたまにいることが大学にいてわかる。
でも、自分の中の逆プライドが邪魔をする、Fランでただ学問だけしてても結局Fランなんでしょう?みたいな
大学で遊びほうけてた東大生のほうが全然評価高いんだろ?みたいなね
だからといって高学歴になりたいってわけでもなく、そのポテンシャルが自分にないことも分かっている。
遊びたいということもなく、欲もなく、決して怒らず、いつも静かに笑っている。
そういう面も含めてすべてが空っぽだ、まるでちくわ人間。あ、うまい棒でもいいよ。
今頑張ってるわけじゃないけど、がんばらなくていいよって言ってくれる人に受け入れられたい。
自分の根本に頑張らなくてはならないっていう観念がこびりついてるから、頑張ってない自分に嫌気がさすのかもしれない。
頑張らなくていいマインドのほうが頑張れる気がする。
そんな頑固な心の汚れを落としてくれる人や物、それに出会いたいのかどうかさえ、本当のところ、よくわかっていない。
将来役に立つことをやればいいじゃん
将来役に立つことをやればいいじゃん
ヒーローじゃないと格好悪い 二等兵レベルのことを愚直にやるのが格好悪い みたいな価値観て日本の歴史のいつ生まれたんだろう