はあちゅう氏が元電通の岸勇希氏からのパワハラを告発し、インターネットをざわつかせた。
確かに岸氏は素晴らしいクリエイターだが、プライベートでは女性関係にかなり甘く、外部の女性だけではなく、電通の女性社員やインターンにまで手を出すと言うのは広告業界では有名な話だ。
電通関係ということで、マスコミにとっても美味しい話題のはずなのに、なぜ全く明るみにならないのか、私自身も長く疑問に思っていた。
私の知り合いに数人、彼のパワハラの被害に遭っていた人がいる。
そのうちのひとりの女性から聞いた話だが、彼女の話によると、体の関係までは要求されていないものの、はっきりした上下関係があるなかで、家に呼び出されたり、交際を求めらたりしていたそうだ。
また当時の関係性上、そういったパワハラを受け入れざるをえなかったのだという。
もちろん岸氏は相手が受け入れざるをえないこと分かってやっているのだろう。非常に卑劣だ。
ふと「なんで文春に告発しないの」と尋ねた。
すると彼女はそれに対してこう答えた。
「なんだかんだで面倒見のいい人なんだよ」
彼女曰く、後輩に対してかなり面倒見の良い人で、彼女自身もアドバイスをもらったり、指導をしてもらったりしていたようだ。
私はこの話から、「でも、なんだかんだこの人にはお世話になったからなあ…」と相手に思い込ませることができれば、非常識な女遊びも最悪の事態には陥らないわけだ、さすがコミュニケーションデザイナー!
が、そういうことでもなかったようである、ということが今回の一件で分かった。