本多勝一の「中学生からの作文技術」に載っていたけど、手垢の付いた表現や、書いている側が笑っているような文体は、読み手が面白くなくなる原因になるという。
手垢の付いた表現っていうのは、はてなの記事では「ラノベアニメは寒い描写を入れろという暗黙の制約でもあるのかと思うほどテンプレ展開が多い。」の指摘が当てはまっていると思う。
書いている側が笑っているような文体は、恐らくだが「女子のツッコミの過剰な暴力、寒いギャグやノリ」が当てはまっているのでは無いだろうか?つまり、脚本を書いている側が「これ面白いでしょ」というメッセージがあるように感じられるのでは無いだろうか。
もう少し分かりやすい例を挙げると、アンサイクロペディアが気持ち悪いとか面白くないと指摘されているのに通じる気がする。また、「w」を多用している文章を面白くないと感じるのに近いかもしれない。
本多勝一は面白い文章の条件として、「自然さ」とか、ギャグとのギャップとしての「真面目な文体」とか、「手垢の付いていない表現」を挙げていた。元記事で、不自然さを嫌っているのにも共通する気がする。
まぁ押し付けは良くないよね ほら美少女だろ可愛いよな、おら学園祭だぞ楽しそうだろ みたいなのを押し付けられると見てる側は拒否反応を示してしまう それが、この恥ずかしいとい...