2017-12-17

anond:20171215211839

この指摘については合理的説明可能だと思う。

本多勝一の「中学生からの作文技術」に載っていたけど、手垢の付いた表現や、書いている側が笑っているような文体は、読み手面白くなくなる原因になるという。

手垢の付いた表現っていうのは、はてな記事では「ラノベアニメ寒い描写を入れろという暗黙の制約でもあるのかと思うほどテンプレ展開が多い。」の指摘が当てはまっていると思う。

書いている側が笑っているような文体は、恐らくだが「女子ツッコミの過剰な暴力寒いギャグやノリ」が当てはまっているのでは無いだろうか?つまり脚本を書いている側が「これ面白いでしょ」というメッセージがあるように感じられるのでは無いだろうか。

もう少し分かりやすい例を挙げると、アンサイクロペディア気持ち悪いとか面白くないと指摘されているのに通じる気がする。また、「w」を多用している文章面白くないと感じるのに近いかもしれない。

本多勝一面白い文章の条件として、「自然さ」とか、ギャグとのギャップとしての「真面目な文体」とか、「手垢の付いていない表現」を挙げていた。元記事で、不自然さを嫌っているのにも共通する気がする。

本多勝一理論が正しいならという前提付きだが、そうであるなら、寒い展開への指摘は理解できる。

本多勝一を嫌いな人も多いと思うけど、思想を抜きにして、この作文の本は読んで欲しい。

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