2017-12-02

なぜ東京だけエスカレーター左側に並ぶのか

東京エスカレーター右側に立っている人がいると、後ろから来た人が憎々し気な視線を注いだり、あげくのはてには舌打ちをしたりすることがある。

左側に立っていないということは非常識だと考え、右側に立っている人には義憤すら感じかねない人たちが東京はいる。

一方、神戸に行くとエスカレーターではたいてい右側に並んでいるので、東京からはじめて来たとき自分はやや戸惑った。

これはきっとエスカレーター関西ルールに違いない、関東関西ではなんでも違うのだ、だが東京ルール世界基準なのだと思っていた。

数年後、初めて訪れたロンドン地下鉄駅で、エスカレーター左側に立っていると、後ろからやってきた男性にExcuse meと言われた。右側にどけると、男性は左側を通ってエスカレーターを登って行った。よく見ると、みな右側に並んでいる。

その後、世界のどの都市を訪れても、地下鉄エスカレーターでは乗客右側に整列していることに気づいた。

東京での「エスカレーター左側整列ルール」は、東京ローカルルールにすぎないのではないかという疑いをますます強めた。

かにエスカレーター左側に整列している都市があったら、知りたいと思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん