2017-12-02

anond:20171202045513

混雑時でなければ、誰も輸送効率心配などしない。また、誰かが急ぐあまりエスカレーターで歩行したとしても、混雑時でなければ危険も少ない。

混雑時について話をするべきだ。

さて元増田の、「歩行時には平均して1つ分の間が空く」という仮定だが、これは甘い。エスカレーターで歩行すると、前に出す足と、もう片方の足で、計2つの台を踏む必要がある。前の人の足が載っている台にさら自分の足を乗せるというようなことは少ないから、「一つ分の間が空き、立った場合輸送効率がちょうど半分になる」というのは、もっとも条件がいい場合である。実際には間はもっと開くと考えられる。

また、歩行速度についてだが、「エスカレーターの移動速度と同じ速度で移動する」ことがどれだけ難しいか検討されていない。人一人であればこれはそれほど困難ではない。自然にこれ以上の速さで歩いている人は多いだろう。しかし、エスカレーターには人が複数列をなしているのだから、誰か一人がどれだけ速く歩行しようとも、前に歩行が遅い人がいれば、つっかえてしまい、結局はその人の歩行速度に近づくことになる。

このように、エスカレーター上の歩行速度は、その時エスカレーター上で歩いている人のうち、もっとも遅い人の歩行速度に近づく。

やはり、歩行することで詰めて載った場合よりも高い輸送効率を実現するのは困難だと考えられる。

記事への反応 -
  • 単純に、一定時間内に何人の人がエスカレーターの出口から出てくるか、で測れると思う。 そう考えた時、エスカレーターの格段に一人づつ立って、そのまま順番に出て行くときの速度...

    • エスカレーターの輸送効率は、乗り口付近に列が出来ていなければ、 詰めて乗ろうが、片側開けて乗ろうが変わりはない。 空いている時はむしろ、片側を開けて歩きたい人に歩かせた...

      • 混雑時でなければ、誰も輸送効率の心配などしない。また、誰かが急ぐあまりにエスカレーターで歩行したとしても、混雑時でなければ危険も少ない。 混雑時について話をするべきだ。 ...

        • 簡単にするために、極めて短い4段のエレベーターを想定する。 立っている場合、詰めて並べば1列で4人立つことができる。 歩いている場合、1列で4人が同時にそのエレベーターの...

          • 右側ガラガラはかなりの頻度で見かけるのに「実際にはない」と無視するくせに、 一段空けずに詰めて乗るなんて非現実的な仮定はするのか。

            • 片側ガラガラを「実際にはない」といったのがどこの誰だか知らないけど、立っているときは歩いている時よりも距離が詰まるのは一般的に言えると思うよ。

              • 逆だと思うなあ。 立ってるときはパーソナルスペースを主張して一段飛ばしするけど、 歩くときはそれが無くなって出来るかぎり歩みを止めない=詰める意識になる。 ただ、往々にし...

                • パーソナルスペースを主張してあけようと思っても、一段あければ十分でしょう。2段あけようなんて人はそうそういないはず。 ところが歩いている場合、少なくとも1段は空けないと...

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