2017-11-29

セックス暗喩に気づけなかった腐女子の話

中学時代BLを通じてセックスと言うもの存在を知った私は、暇さえあればセックスのことを考えてニヤニヤしていた。世の中にあふれるセックスに関する言葉、たとえば3Pやら駅弁やらという言葉日常生活の中に発見してはニヤニヤしていたし、シャーペンの芯がHなことにすらニヤニヤしていた。名作野球漫画H2にすらニヤニヤしていたし、「アナリスト」とかい単語にたいそう興奮していた。

そんな私の当時のもう一つの趣味宝塚だったのだが、当時から大好きで何度も見ている公演に、普通にセックス隠喩があったにも関わらず、全く気づかず過ごしていたことが最近わかった。「エリザベート」という作品で、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフが、娼館をまるごと宮殿に取り寄せたシーンである。もうこの時点でセックスセックスなのだが、家臣が「女性を用意しましょう」みたいなことを言ってのことだったので、ぼんやりと、なんか美人を連れてきてお茶でもすると思っていた。あれだけ日頃セックスセックスで染まっていたのに、全く気づけなかった。

以下は、娼館ママ皇帝バラエティ豊かな女の子たちから自由に選んでさあどうぞみたいなシーンの歌の歌詞である

遠慮せず気取らずに ささ召しあがれ

フレッシュキューティーよ今が食べごろ

食欲が満たされたら たんまりお代いただいてかえる

これ。こんな直接的なセックス暗喩なのに、ふつーに食事野話かと思ってた。

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