2017-11-26

日本人おっさんは上層に行くほど負け方が下手になる法則

トレンドに上がってたのでサンフランシスコ市議会での議論を見てみた。

http://sanfrancisco.granicus.com/MediaPlayer.php?view_id=178&clip_id=23681

これに限ったことじゃないけど、なんで日本おっさんていうのは負け方が下手なんだろうなと思う。

戦後70年経ってまだグズグズ言ってるのもそもそもがこの「負け方が下手」ということに尽きると思えてしまう。

何回も何回も韓国謝罪と賠償を求めてくることについて「韓国下品国民性」のせいにしてるけど、それだけじゃないだろう。

目良とかいおっさん議長に注意されたり、発言が終わったあと元慰安婦という女性不規則発言したりといろいろあるけど、どうしてこういう場所でこういう発言するのかとマジで不思議でたまらない。

そんなにまでして「自分らは悪くない。悪いと認めたら日本民族の恥」にこだわる理由って何なんだろうと思う。

ここからは少し話が大きくなるけど、自分の知っているおっさん連中というのは謝ることが非常に下手だ。

間違いを認めるのも下手だし、一度自分がした発言を引っ込めるのもド下手だ。

他の人から意見を言われるとまるで自分バカにされたかのように怒り出すし、理論よりも目先のプライドを優先させて自分意見が通るかどうかに非常にこだわる。

そしてそういう傾向は会社経営者大学教授など、高所得者インテリなどいわゆる社会的強者に非常に多い。

おっさんと書いたけど、同様の立場にいる女性(おばさん)にも全く同じ傾向をしている人が多数いる。

こういう人と仕事議論をする時には、

・その人の古い感覚でもわかるように提案をして

質問があった時には肯定的に、そして「素晴らしいことに気づいてくださいました」という姿勢説明

・事前に根回しをして賛成してくれるように接待をして

・その計画研究がかなったときにはあなたトップとなりますということを示して

最後に決定権はあなたにありますという体裁を整える

というところまでしないと話し合いがまとまらない。

実際に提案内容を作るよりも、こういうご機嫌取りのために使う時間の方が膨大でそれが残業代を圧迫していると言ってもいいくらいだ。


でも自分のような下の世代がこういうご機嫌取りをしているからこそ、富裕層経営者層のおっさんやおばさんは「議論は周りが自然自分を持ち上げてくれるもの」という思い込みを持つようになるのかもしれないと思うようになってきた。

からといってそういうやつらに真っ向から逆らった提案をしたり、議論で完膚無きまで叩きのめしてもそれで自分提案が通ることはない。

そしてそういうおっさんおばさん連中は非常に陰湿で執念深く、そんな行動をした自分へ必ず報復をする。

そういうやつらこそが日本のガンであると、誰か力のある人が言ってくれないだろうか。

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