ごめん、よく知らんけど書いてみる。
大学の正職員の事務じゃなくて、教授の秘書(今はそんな人はいない?)、講座の事務、学科の事務という人。科研費とかなんかいろいろな経費で雇われている非常勤の事務。だいたい女性。
もともと割に合わないらしい。コンピュータの事務が出来て、場合によっては英語もできて、場合によってはTeXも使えて、そして給料はもともと安い。
でも、昔はなんかそういう仕事をしていると、助手とか助教授とかと結婚したりするチャンスがあるということとか、大学に勤めているというステータスとかがあって給料は安いけどやる人がいたらしい。
でも今は助教は公募を求めてあちこち異動するからか、あるいは学生のうちから彼女がいるからか、他で婚活するからか、それとも結婚する余裕などないからか、事務と結婚という話はあまり聞かない。まあ、そういう時代じゃないし。
一方で、雇止め禁止の例のアレとかで、逆に連続して雇用されなくなっている。まあ、科研費とかの期間限定資金では正職員に出来るわけもないが。そして、教員の事務量が増えているということは、事務員の事務量も増えているということで、高いスキルを求められ、給料は安く、仕事は多いし、残業しないと終わらないが、残業できないという状況だという話だ。
そんな時に、人手不足の波が来たら、やり手がいなくなる。そりゃあそうだろう。英語のメールに対応できるとか無理だから。そして非常勤事務がいなくなれば、研究者の事務量は益々増えるという話だ。
そんな話をどっかで聞いたような聞かないような。
ラボにもよるが、繁忙期以外は茶飲みながらネットサーフィンできるいいバイトやで。