2017-11-25

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みなさまごきげんよう

発掘された日本列島2017展に行ってまいりましたわ。

文化庁主催で近年の発掘成果を各地の博物館をまわって紹介している展示会なのですわ。

旧石器時代から幕末軍艦「開陽」まで日本中の出土品がありました。

縄文時代の高根遺跡は斜面に500基もの貯蔵穴が掘られていたそうですの。

艦砲射撃の後とと勘違いしそうですわ。縄文人ってパワフルですわね。

石屋古墳お馬さんの埴輪には、丸い輪っかのあぶみが表現されていました。

戦国時代のあぶみはスリッパの側面を切り取った形状ですから

古代からのどこかで変化したはずですわ。平安時代あたりかしら。

元寇暴風雨で沈んだ元の船から回収された遺物も興味深く、

てつはう」がいくつか展示されていました。

貝殻の付着して割れた「てつはう」の姿に兵どもの夢のあとを感じましたわ。

開陽は「蝦夷共和国」の主力となった艦ですけれど、座礁して沈没したのですわ。

回収された拳銃砲弾が展示されていました。

拳銃英語表記では「S&W No.2」と細かく説明されているのですわ。

現在発掘された日本列島2017展が開催されている安城市歴史博物館ミュージアムショップでは

四種類の家紋コースターストラップが売っていらして、

本多様は両方売り切れ、ストラップ徳川様と井伊様も売り切れ、

福島に送られた加藤様のみ両方売れ残っていました。

そういえば目立たない加藤様は三河出身でしたわね・・・

でも、遠江出身の井伊様を出して、酒井様と榊原様は出さないところが不思議ですの。

大河ドラマで今をときめく井伊様やお殿様より本多様が売れているところに

現代までつづく三河人のめんどうくささが感じられましたわ。

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