煽る系新書が嫌いだ。
いわゆる「○○が日本を滅ぼす!」系の新書見るとオエーとなる。
新興レーベルで、分かりやすく書かれてて、「○○の真実!」とか「○○は××である!」みたいなやつ。
確かにそう思えるかもしれないけど、そんな単純な話じゃないのにと思う。
色んな経緯や事情が複雑に絡み合って、そういう事態になってるのに、一部だけクローズアップして単純化してるのが嫌だ。
売れないからそうせざるをえないんだろうけど。
知識をつけたいシニア世代や、急に社会問題に目覚めた若年層にウケるんだろうけど。
それでいかにも自分は事情通だ、分かっている、この問題を憂えているみたいなのが引く。
そんな単純じゃねぇよ、単純化かつ扇動的な説しか知らないやんと思う。
出版やマスコミ業界も読んでもらって売れなきゃ意味ないし大変なんだろうけど。
でも売れればいいのかと思ってしまう。
倫理的にどうよ、なんだけどそれどころじゃないし難しいんだろうな。