2017-11-06

クールジャパン機構投資先がことごとく赤字 さらに社内では労使対立が深刻化し労組設立 官民ファンドとしては異常事態

文化よりまず投資クールジャパン戦略なき膨張

2017年11月6日 2:00

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2312510005112017MM8000/

国の成長戦略の一つ、日本文化の輸出を支援する官民ファンドクールジャパン(CJ)機構が振るわない。

発足から丸4年の投資24件中、決定後1年を超す事業の過半が収益などの計画を達成できていないことが日本経済新聞の調べで分かった。

経営陣の強い意向から慎重論を退けて投資した結果、損失リスクを抱える事例が相次ぐ。

「まず投資ありき」の姿勢クールジャパン戦略なき膨張を招いている。

クールジャパン機構で労使対立、異例の労組設立

2017年11月6日 2:00

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2312619005112017NN1000/

官民ファンドクールジャパン(CJ)機構では社内の労使対立ガバナンス面の不安の種だ。

「何が起きているのか」。6月下旬機構出資する20社超の企業に動揺が広がった。機構従業員労働組合を結成し、その背景を各社に通知したのだ。

CJ機構役職員が70人規模の組織だが、代理人弁護士の花沢俊之氏によると「組合員20人」。

同じ官民ファンド産業革新機構などに労組はなく、異例の動きだ。

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