2017-10-25

無能な足手まといがいるリアリティ」がそもそもその作品必要なのか考えるべき

無能な足手まとい」問題で「一人残らず無能でないことってかえって不自然」みたいな意見を見る

かに現実には無能なのに立場があったり重要な場面でしゃしゃり出て来る人間はいるだろう

しかしこの無能な足手まといに限らないんだけど

そもそもそのリアリティいるの?」っていう視点必要だと思う


名探偵コナンかに短期間に殺人事件起きすぎだろwww」って冗談で突っ込まれることがあるけど

「だからコナンリアリティがなくてクソ」とか真顔で言い出す人がいたらちょっとアレな人かなって思うでしょう

バイキンマンジャムおじさん殺せ」とか「あれこれ設定があったところで人型ロボットはどう考えてもありえない」とか

「いやそこは言わないお約束でしょう」っていう部分がどんな作品にでもあって

もしもそういう嘘=お約束リアリティ無視した部分が全くない作品があるとしたら

多分それはドキュメンタリーノンフィクションになるんじゃないでしょうか


どこをリアルにしてどこでファンタジーにするのか、するべきなのかっていうのはその作品の狙いだとか、描きたいものによって変わってくるっていう

まあ言ってしまえば当たり前の話に落ち着くんだと思います


個人の嗜好的には人間ドラマとか社会問題がメインテーマ作品でない限り

無能が足引っ張って話を動かす」展開は控えて欲しい派

乱用しなければあっても気にしませんけど


あと関係ないんだけど、そういう風に何かしらの嘘を含んでいるのが物語なので

「そんなことあるわけないじゃん」とか「こんなのありえないじゃん」みたいな否定の仕方って

フィクション全般に臨む姿勢としてどうかと思うんだよね

「よくわかんねーけどこの物語世界はそういう世界なのかな」っていう飲み込みから入ることが

色々な物語を楽しむのに必要姿勢だと思います

  • 登場人物全員が基本的にミスしないせいで話が作れなくなり その突破口代わりに無能キャラが配置される それがご都合的すぎてリアリティが無くなるって話じゃないの まともに働いて...

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