2017-10-20

ボーカロイド衰退に関するあれこれ

凄く今更だけどボーカロイド衰退に関するあれこれに思うことがあるのでちょっとだけ書きます

もちろんニコニコ動画利用者が減って再生回数が少なくなったことは事実だけど、だからと言ってボーカロイド界隈が衰退したかというと一概にそうは言えないというのが個人的意見です

でもニコニコ動画再生回数が少なくなったことについては事実で、その原因の1つに「ボーカロイド界隈から出て今も音楽活動をしている人達活躍」が大きく関係してると思います

まずこちらの記事を読んでみてください

http://natalie.mu/music/pp/hachi_ryo

ボーカロイド界隈で有名なryoハチこと米津玄師の対談です

この中に

バンド崩れと言うか、バンドをやりたかったけどダメだったみたいな奴が、さらオルタナティブ選択肢としてボカロをやる。クズたちの受け皿みたいな感じで機能していて」

と言う一言があります

かにボーカロイドがまだ未知のものだった時代では、ボーカロイドメインカルチャーになり得る可能性がありました

からこそ音楽活動をやりたかった人達の受け皿として機能していたように思えます

しかし今現在ボーカロイドサブカルチャー的な扱いですし、ボーカロイド楽曲J-pop楽曲は別の括りで扱われることが多いです

そんな中「バンドやりたかったけど、イマイチだったかボーカロイドやろう」と考える人がどれ程いるかと言うことです

ボーカロイドだけずっとやって行きたいと考えてる人達には今も昔も状況は変わらないと思いますが、ボーカロイドを別の音楽活動代理として考えてる人達そもそもボーカロイド界隈ではなくボーカロイド界隈から出て今も音楽活動をしている人達がどうしているのかという部分が見えているのではないでしょうか

ボーカロイド界隈から出て今も音楽活動をしている人達で大きく活躍しているのはやはり米津玄師ですが、実はアニソン系の楽曲提供者もボーカロイドPだった人達が多いです

逆にそれ以外で大きく活躍していると言える人達が少ないのも事実

特にバンドシンガーソングライターバンドとして出ている人達米津玄師の次に有名なのはおそらくwowaka率いるヒトリエですが、初動1万枚行かないような状態です

これでは「バンド崩れ」の人たちがボーカロイド界隈に夢を見るのも難しいです



メインカルチャーの盛況なくしてサブカルチャーは受け皿として機能しないというのが持論です

ハチマジカルミライのメインテーマとして投稿した「砂の惑星」で一時期ボーカロイド衰退に関してあれこれ議論が交わされていましたが、そもそも受け皿だけ大きくなるなんてことはあり得ません

まりボーカロイドが今一度盛り上がる為には「ボーカロイド界隈から出て今も音楽活動をしている人達」が活躍することが必要だと思います

長々書きましたが、こんな見方もあるんだな程度に思ってください

追加

凄い、最初コメント全然主旨を理解してない

初動じゃない指標が欲しいなら自分で調べて欲しいんですけど、ボーカロイド楽曲がよくコンピとかでCD発売してるので対比として初動売り上げの数値を出しました

  • 上澄みがプロデビューして投稿をやめていくなかでよく保っていると思うし、最近はむしろ盛り返しつつあるような印象もある。 つーか、わざわざボカロとプロを対比して語る必要もな...

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