2017-10-14

リベラル保守的世界観

リベラルとか左翼とか革新かいった呼び方にはそれぞれ異なる意味があるけれど

日本でそう呼ばれる層はほぼ重なっている。

彼らは今の日本を(彼らの考える良い方向に)変えようと思っている。

革新」という言葉がそれを如実に示している。

悪い方向に変えるのは「改悪」といって批判する。

改悪」するよりは現状維持の方がましだと思ってる。

よって彼らは、世の中の動きを

(1)良い方向への改革(2)現状維持(3)悪い方向への改悪、のどれかを当てはめて判断する傾向にある。

これを別の方法区分すれば

(A)(良いい方向または悪い方向へ)変える

(B) 変えない(現状維持

という「変える」と「変えない」の二つになる。つまり

「世の中は意図的に変えようとした場合にのみ変わるのであり、何もしなければ何も変わらない」

という物の見方になる。

しかしお気づきの人もいるだろうが「何もしなければ何も変わらない」というのは現実にはありえない。

坂道ボールを置いて何もしなければ低い方向に転がっていく。

我々の住む世界がどこまでも平坦でなければ成り立たない理屈

そんなことはわかっとるわいと言うかもしれないけれど、ここでもそういった考えを持っているだろうリベラルが一杯いると思われる。

自民党が~したか悪化した」という批判の背後には

自民党改悪しなければ良くはならなかったが悪くもならなかった」

という考えが潜んでいる

そういう考えのことを「保守的な考え」という。政治思想としての「保守主義」とは別物。

  • 物質は勝手に変わるが想像上のものはそうそう勝手に変わるものではない そして政治とか社会システムなどはまさに想像上のものに他ならない

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