2017-10-13

愛しい想いも負けそうになる -学歴価値とその虚しさについて-

俺は高学歴だ。

日本には俺より上は、(あくまでも)法制度上は存在しない。

学生時代の成果は悪くなかった。

苦労することはたくさんあったが最後には報われたと思う。

学位取得後は上場企業研究職に就いた。

今の生活は非常に安定しており、派手なことは出来ないが金銭的にも時間的にも苦労することはない。

会社も潰れることはないだろう。

定年までいれば安寧に過ごせるだろう。

から、なんなんだ。なんだと言うんだ。

私は何のために生きているのだ。

家族がいればまた違うのだろうが独り身だ。

漂流する自己を支える錨は存在しない。

無意味な金と無意味時間を浪費して生きる覚悟はまだ出来ない。

静寂なる平和の中で、ある種の人は幸せに生きられないのかも知れない。

アカデミックというある種の地獄めいた戦場の中で青春を浪費してしまった僕にはもう、静けさの中で生きる能力が失われてしまったのかも知れない。

むげーんだーいのゆーめのーあとのーなにもないよのなかじゃーそうさいーとしいおもいもまけそうになるーけーどー

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