2017-10-12

ブレンド・S破壊活動である

可愛らしいキャラデザ。良質な音楽。安定した作画

個性豊かなキャラクター達と,喫茶ティーノで繰り広げられるドタバタ喫茶店コメディ

ブレンド・Sは安定と安寧を求めるきらら難民達の次の安息の地となるかに思われた。

ただ一点,男キャラ存在から目を背ければ。

ブレンド・S禁忌を犯した。

目つきの悪さに悩む少女桜ノ宮苺香はひょんなことから金髪外国人ディーノ出会う。

海外留学を目指しバイトを探していた苺香は,彼の経営する喫茶ティーノで雇ってもらうことになる。

しか喫茶ティーノはツンデレ,妹など「属性」を演じて男性相手接客するコスプレ喫茶だった。

ディーノ一目惚れされた苺香は,彼のリクエストドSキャラを演じながら働くことになる。

大多数のきらら難民は男キャラディーノ存在に戸惑いを隠せなかったことだろう。

きらら作品という絶対不可侵領域に男キャラが登場し,主人公一目惚れする。

あまつさえそうしたキャラ主人公が淡い恋愛感情を抱き,あろうことか,第一話のラストでは彼の頬にキスをする。

キャラ存在恋愛耐性のないきらら難民に恐怖を植え付けた。

言うなればブレンド・Sシミュレーションである

もしもごちうさきんモザのようなきらら世界に男が現れたら,というシミュレーションに他ならない。

こうした思考実験は今までも心無い一部の過激派により同人活動を通じて行われてきた。

しかしそれらはあくま二次創作

個人妄想であり,本来きらら世界に影響を及ぼすことはない。

しかブレンド・S世界においてはそれこそが現実であり,そんな世界プロクリエイター達によって緻密に描かれる。

アニメーションハイクオリティであるがゆえにシミュレーションとしての精度は増し,我々の精神世界リアルきらら世界パラレルワールド形成する。

パラレルワールド存在は逃れられない呪いとなって,永遠に我々を苦しめる。

「好みに合わないなら視聴を止めればいい」あなたはそう言うかも知れない。

しかし,この問題は既にそんな次元議論できるものではない。

かにアニメーションで描かれる世界観の好みは通常その人にとっての作品に対する評価のみにつながる。

が,ブレンド・Sきらら作品であることを忘れてはならない。

ブレンド・Sの衝撃は自作品世界のみならず,きらら世界全体に深刻なダメージを与えた。

過去現在未来ブレンド・S存在はすべてのきらら作品に対する疑心暗鬼と信用不安をもたらす。

もしもラビットハウスココアたちと同世代の男キャラ入店したら。

もしもイーグルジャンプキャラ班にやり手の男キャラ新卒入社したら。

もしも情報処理部に。もしも棗屋に。もしも。もしも。


ブレンド・Sの登場は我々の精神世界におけるきらら崇拝の消滅意味する。


ブレンド・S存在はすべてのきらら作品が創り上げるユートピア破壊する。


ブレンド・Sプロクリエイター達による破壊活動である

  • きらら難民じゃなくてきららアニメ難民だろ 原作の存在すら知らなかったんなら そしてきららアニメの中でも既にあっちこっちという前例がある ネタでも雑すぎ

  • さっさと忘れろ

  • M向けだから、ご褒美だろ。

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