2017-10-11

ぼくがはじめて"まんこ"に触れた日

小学生のころ、ぼくはまだ女の子のアソコがどういう名前なのかまだわからなかった。

その時は男の子女の子もアソコはおちんちんという認識だった。でもおちんちんと言えば男の子に付いているあのおちんちん想像してしまうし、自分の中では女の子のをおちんちんと言うのは少し納得がいかなかった。

小学3、4年生の頃のある日、突然親父が宮沢りえSanta Feをぼくに見さしてくれた。

「美しいだろ?これが芸術ってもんだ。」親父はそう言っていたが、ぼくの興味は今まで見たこともないような黒々しくて、何と言うか大人のアソコに釘付けだった。

「ここって名前なんて言うの?」Santa Fe写真のアソコを指差しながらぼくは興味本意で親父に尋ねた。

「そこはね、"ヴァギナ"って言うんだよ。」そう親父は答えた。

ヴァギナ・・・正確に言えばヴァジャイナかもしれないが、この"ヴァギナ"という響きが当時のぼくの中ではとてもいやらしく、ぼくの中の性の扉を開いてくれた、何とも言えない魅力を帯びた言葉だった。

それ以来、ぼくはたまに夜なかなか眠れない時は、「ヴァギナ..ヴァギナ..」と呟きながら、女の子のアソコを想像して、小学生ながらも興奮して密かに楽しんでいた。おちんちんをいじる知識もまだなく、ただムクムクっとおちんちんが大きくなるだけだったが、それだけでも当時のぼくには最高の密かなお楽しみだった。

成長して中学生になったある日、突然友達が「おっぱい揉みたいなぁ、まんこ見たいよなぁ...」って聞いてきた。

・・ん?"まんこ"...?その時のぼくにはまだ聞いたことのない言葉であった。

その言葉に導かれるように、ぼくはすぐに家のパソコンまんこと調べた。

そこには小学生の頃、親父に見さしてもらったSanta Feのような写真がいくつかあった。

ぼくはその時に"ヴァギナ"は"まんこ"なんだと初めて知った。

ぼくがはじめて"まんこ"という言葉に触れた日、


僕はもう"ヴァギナ"という言葉で楽しむことはできなくなってしまっていた。

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