まだまだ新人で戸惑うことも多いのだが、一つこれはどうなんだと気になったことがあったのでここに記す。
現場に到着した時には火が既に消えかけていたが、消防車がまだ何台も停車しており、隊員も何かと忙しそうであった。
炎上した家屋付近には規制線(イエローテープと言ったほうが正しいか?)が張られていた。
その外からは家屋の様子がよく見えず、先輩カメラマン(以降、Cと呼称)は慣れた様子で規制線をくぐっていった。
新人ごときがCに逆らえる訳もなく、私は渋々規制線をくぐってついていった。
何カットか撮影していると警察が近づいてきて、規制線を張っているから中に入って来ないでくれ、と私達に告げた。当然である。
Cは了承し、私達は入って来た方と逆の方から外に出ていった。
そちらからはいくらか家屋の様子でが見え、ここなら大丈夫であろうとわたしが安心していると、Cはいくらか撮影するとまた規制線の中に入っていった。
驚愕である。先程警察から注意されておいて学習能力が無いのかと思う。
少し経つとまた違う警察官が寄ってきた。また注意された。
その後は大人しくタクシーで局へ戻ったのだが、タクシー内であいつらは頭が固いだのグチグチ言っていた。
多少脚色しているが、私が体験したのは大体このようなことだ。
報道の重要性は理解しているし、いい画が撮れないとニュースとしての見栄えが悪いのは分かる。
ばーちゃんの言いつけで、そのラインは越せません、っていうかー。私ぃー、仕事できなくてもいいんでーって言ってー、ヘラヘラしながら転職先探すか−。まー、落ち着いて安野モヨ...
増田の倫理観は正しいと思うよ。 報道の自由を振りかざす暴力ってやつだな。
経験を積んでフリーのカメラマンになってほしい。といっても何かを保証するわけじゃないけれど。でもやっぱり、俺たちは真実が知りたいんだ。
警察の迷惑にはなるだろうけど、線の内側に入っちゃいけないという法律はないからなぁ 迷惑といっても直接操作を妨害したりすると公務執行妨害で挙げられるかもしれないけど モラル...