2017-09-19

失われたものにどういう感情を向ければいいのか

アイドルグループのようなもの応援しているのだが、メンバーの脱退に一向に耐性がつかない。

脱退したメンバーブログツイッターアカウントは消されてしまうけど、過去DVD写真や、いろいろなものの中にいなくなったメンバーの姿はあって、それを見るたびに悲しくなる。

このグループの少し変わっているかもしれないところは「卒業」とされたメンバーがほぼ存在しないところだ。たいがいは公式からのお知らせが突然出て、その月いっぱいとかで、多くは以降現場を挟むこともなく消えてしまう。

「卒業」と「脱退」のニュアンスの差についてわかる人にはわかると思うけど、「脱退」なのでたいがいは芸能活動を続けるとかでもなく、消息不明になるのだ。本当に突然にいなくなる。

まともなあいさつなんかもないことの方が圧倒的に多い。その上他のメンバーから言及が不自然なほどなかったりすると、ああ大人の事情なんだと感じてつらい。

そんないなくなったメンバーたちに対して、過去媒体にその姿を見るとき、どんな感情を抱けばいいのだろう。

円満卒業であれば、ファンに面と向かってさよならを言ってくれていれば、ここまで悲しい気持ちにはならない。数少ない「卒業」して、現役を退いたメンバーに関しては、懐かしさや寂しさはあっても、やるせない気持ちにまではならないし。

の子たちは今どこで、何をしているのだろう。元気でいるのか。ご飯はちゃんと食べているかリストラくさい子は特に心配でならない。

運営サイドへの不信感と、処理できない悲しさで、最近ちょっとグループのものに対してモヤモヤし始めている。

でも次の現場はもうすぐだ。行く予定もバッチリ立っている。きっと行けば楽しいだろう。メンバーたちのことは変わらず好きだ。でも、だからこそつらい。

  • アイドルは幻想だからね。 でも実際は生身の俺らと変わらない人間だから、大人の事情で揉めることだってあるだろう ファン側が出来るのは今その瞬間に応援してやることだけだと思...

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