2017-09-18

PCやら家電やらが売れない理由

家電量販店で、PCや大型家電が売れない、売れても値切られる、

若い店員が驚くほど扱っている商材を知らない、勉強しようとする意欲がない、

フラグシップモデルを売り、単価アップを図りたいが、安い製品ばかり売れてしまう、

全体的にネット通販に流れている、そもそも売れる次のヒット商品がわからない、

みたいなニュアンスの話を人づてに聞き、

「当たり前」だと思った。

40代以下は、おおむね仕事より趣味・身内優先。

業務時間内に業務に関する知識を得られる場を設けるしかない。

一般消費者向けのモノがかつてほど売れない理由は、増えない収入時間のなさ。

多くの人は忙しい。食費とスマホゲームなどのエンタメと、

家族他人とのやりとり・おしゃべりに過剰に費やしている。

人付き合いが苦手なタイプも、一人で楽しめる趣味しか投資しない。

競合は、他社製品ではなく、他のお金のかかるさまざまなサービス

専業やフルタイムパートでは、収入絶対的に足りない以上、

「カネで時間を買う」必要に迫られているフルタイム勤務のパワーカップルや、

レビュー目的ブロガー以外、高額なPC家電は買わない。

iPhoneは、以前は「エンタメ」の範疇だった。

最新モデルを持っていることがステータスだった。

今は日用品扱いに格下げとなり、若い世代は画面が割れたままでも気にせず使う。

もうスマホもかつてほど売れないとなると、

いよいよ誰でも知っているような大ヒット商品はなくなり、

ニッチな限られたヒット商品だけになる。

どう楽観的に考えても、対策を打っても、

2020年以降の日本経済は、きっとひどいと予想する。

もうモノは何にも売れない。

東京横浜埼玉の一部しか知らないけど、

すでに地元は、東京に比べて行き交う人が圧倒的に少ない。


ネット界隈もSNS時間を取られ、食・健康関連以外の記事は読まれなくなる。

幸いにも、「はてブ」だけが、昔のネットと変わらないまま。

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