教習所「いまどき普通はAT免許だよね。MT免許とか車オタクしかとらない」
正直「どっちだよ」と思ったけど、こういうことは今までにもよくあった。
どんな「普通」も結局、個人個人の経験というストーリーがあって、その上に作られるもの。
「AT免許なんて女のとるもの」という社会で生きてきたら、MT免許をとるのが「普通」になるのも分かるし
MT車が少なくなった今、「普通はAT免許」というのも全く不自然じゃない。
問題は、そういうストーリーを無視して、「普通」を無条件で受け入れてしまうのはヤバイってことだな。
「普通」という言葉を使う奴は、無条件で受け入れてもらうのを期待してるんだろうけど、
同じ会社の、同じ世代の人を比較しても、「普通」の内容が全然違って矛盾することがある。
「普通は~だ」という言葉を聞いたときは、いきなり鵜呑みにせず、「でもそれはあなただけの話じゃないの?」と疑いの目で見よう。