2017-08-31

1,000円の仕事が来た

フリーランスデザイナーをしているのだが、

この前1,000円の仕事が来た。びっくりした。

千円?一桁間違いでは??と何度もメール確認したが1,000円だった。


内容はゼロからデザインするものではなく、

既存データをいろいろ修正するという簡単ものだったので

何となく1,000円というのもわかる。

それにしても。

そんなの社内でやればいいのではと思ったが、

おそらくちゃんとしたデザイナーがいないのだろう。


まりの破格で呆然としていたら1時間経ってしまった。

1,000円以上の何かを失った気になった。

どうやって断ろうか考えていたけど、もう引き受けた方が

早いなと思い、結局引き受けた。


すると、今度は3,000円とか5,000円とかの仕事が来るようになった。

これも既存データ修正したりプラスアルファするようなものだった。

しかし、この作品世界観を掴んだり修正が入ったり、

思ったより時間がかかってしま

少し値段が上がったところで得をすることはなかった。


というようなことが最近あって、もう断っているのだが、自分にも原因はあった。

安い仕事を引き受けてくれそうな安いデザイナーに見えたのだろう。

こんな仕事が来ないような、高そうな雰囲気を出さないと

いけないのだということを学んだ。

フリー賃金が低いとか、やりがい搾取とか、いろいろ言われているけど

出してくれるところは出してくれるし、自分が変わらなくちゃ

いけないのだろう。


…と、無理やり1,000円でも得るものがあった的な文章にしたけど

やっぱり失うものが多かったし、腹もたったし、

そもそも高そうな雰囲気ってどうやって

出せばいいんだよと悩んでいるので書いてみた。

こんなこと書いてる時点で、さらに何か失った気分。

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