健康食品は似非科学が多い!そんなにはまるとはけしからん。という話がある。
では科学とは何かというと、検証をしているか。という事になる。
物理あたりはまあ個体差が少ないからブレが少ない。だけども、化学、生物、人体、心理、社会となるにいたがって要因が増えて誤差が増える。
医療は人体への作用だから、誤差が多い。それではいけないということで、「根拠のある医療」というのが提唱されている。
これは何かと言いえば「誤差をなくす検証ごとにランク付けをする。」「検証方法ごとにランクづけされて上位のものを信頼する」
僕も完全に頭に入り切ってるわけではないし、誤読してるかもしれない。
その上で僕の知る限り最高ランクというのは
「被験者、検査実行者、測定者をみんなバラバラにして、それぞれがどんな対象を与えているのかわからなくて(二重盲検、三重盲検)」
「しかもそんな比較実験を多くの人がしていて、それぞれが良い評価で(メタアナリシス)」
「被験者が200人以上で、5年間90%の人をきっちり追跡しきっている」
というもの。考えただけで金かかるよね。最近の薬の開発に金がかかるというのは、むしろ、この誤差をなくすための試験、追跡に金がかかるという話。
がんとか脳疾患とか心臓関係とか命がかかってるのとか、重度の慢性疾患とかなら、もし治せるのなら、こぞって買い求められるから金をかけても回収できるだろうから金かける。
痩せることができたとか、シミが減ったぐらいのことでこんなに金かけないよ。競争相手はいっぱいいるんだから。
そもそも、痩せるのに一番いいのは「運動+やや低カロリーの継続」という一般食費の範囲でできる手法で、ダイエット関係はこれと競争しないとならない。
しかも、手法については個体差がある。同一の特性を持つ人を集めて検証したらとなると難しい。漢方とか鍼灸あたりの検証が難しい理由。
あの辺りは相手の症状を見てそれで調整するけど、その特性の分類をする時点で盲検なんてぶっ飛ぶし、対照群として何もしないのも設けないとならない。
けどさ、病気直したくてきてるのに「何もしない」ような病院に誰が5年間も来続けるのよ?
それでもできるだけバイアスを減らすように努力はするが、上の金かけて盲検や被験者多くて追跡をしきる試験に比べたらどうしてもランクは落ちる。
とすると、「どこまで科学的検証をするか」なんだよね。「科学的検証をしているか」「それがどんなものか」を表に出せるしかないし「それを見て、実感した人が自分で判断するしかない」
やすいリンゴダイエットだとか納豆がどうだとか、トマトがどうだとか、ヨーグルトだとかビタミンCぐらいだったら、自分がやってみてよかったぐらいでもいいような気はする。
問題は高い健康食品を霊感商法だとかが売ってるケースなんだよねぇ。
まあ、そう考えると「どういう調査をしたか」を表に出すかぐらいでしかない。
たとえば料理をしていて塩味が欲しいってときに塩や醤油を使うのはわかるけど お砂糖を入れるのはさすがに見当違いだよねっていうこの判断というか感性というか そういうのを健康食...
先に謝っとくと、話逸れてごめん。 標準医学だって、同じ病気でも進行度合いとか背景事情とかをそろえたりは出来るだけして比較してると思うので、証の違いは漢方がエビデンス出せ...
僕は漢方の知り合いがいる程度で、僕自身の専門は漢方じゃないんだよね。 そのへんの気持ちはわかる。 その証もできるだけ客観的にできるようにしていって標準医療に値するものにし...
それは水素水とかそんなもんでわあわあ騒ぐなよということ…?
他所様は知らんけど、俺はあの騒動関心なかったよ。 話題に登ったら、科学的検証をする人もいるだろう。反証する人もいるだろう。 で、僕は水素水の研究をできるような立場でもない...
答えになってなかったかもな。 まあ、急に出てきて超効果がある!というのであれば批判も多くあろう。 てか、革命的になにか猛烈な効果がある!という研究にはすべてつきまとう。 ...