2017-08-26

特別な人がいる。

特別な人がいる。今後も特別でいられるかはわからないので、今感じることを記録しておく。

広義の交際期間は長いけれど、恋人として過ごしたことはない。

高校では3年間同じクラスだった。1年生の4月、黒板の前で自己紹介をするその人の姿が蘇る。文化祭の話し合いを仕切る姿、汚くてごめん、と言いながら見せてくれた数学ノート。思い出そうとするとなぜか泣きそうになる。

教室ではあまりさなかったけれど、驚くほど趣味が合う、のか合わせてくれたのか。

メールで日々のたわいないことを話しつつ、誘ったり誘われたり、イベントライブに二人きりで出かけた。

大学に進学し、就職し、直接会うことも減ったが、もともと会話は多くなかったので、そんなに関係は変わらなかった。

悩んだ時、辛い時、いつもさりげなく慰め励ましてくれるのはその人で、この人のためなら何でもできるかもしれないと思い始めた。

謙遜がうまくてごまかされるけれど、とんでもなく賢くて、思慮深い人だ。感謝気持ちを形にするのがうまくて、つられて自分も優しくなれる。

どうかこの人を幸せにできる自分になれますように。

  • 恋人として、お付き合いすることになりました。 こんな幸せなことがあって良いのだろうか。

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