2017-08-24

から難しい文章出会った

https://anond.hatelabo.jp/20170824011757

タイトルの、

悩み事を聞くのが下手

主語は「私(増田)」で、「(私は)悩み事を聞くのが下手」という話だと思っていた。

ところが1行目、

好きな男が悩み相談を聞いている。

悩み相談を聞いているのは「好きな男」だ。

「一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた」と似た構造である

となると、

が、

なんて返事をしていいかからない。

なんて返事をしていいかからないのは、ひょっとしたら「私」ではなく「好きな男」なのではないか

「私」と「好きな男」の他に、「好きな男」に対して悩み相談をしている「第三者」の存在が見える。

精神的に参ってるみたいだから、同情の言葉をかければいいのか…、でも解決にはならないし…。

精神的に参っているのは「第三者」だ。

もちろん、最初の1行目の文がおかしいだけで、「(私は)好きな男の悩み相談を聞いている」の書き間違えという可能性もある。

そこでこれだ。

男性は、論理的に会話を進めたいらしいから、ズバッと解決してあげたいのだが。

文章から察すると、「私」は女性だ。

から、ズバッと解決してあげたいと思っているのは、男性である「好きな男」であると読める。

自分論理的に会話を進めたいことと、自分もそのように解決されたいかは、別の話である

そうなると、

あいにく知識がなさ過ぎて、良い解決策が分からない。

知識がないのは「私」ではなく、「好きな男」である

もう充分頑張っているのは分かっているから「頑張れ!」なんてとても言えないし。

この文は趣深い。

第三者が十分頑張っているのを、好きな男は分かっているから、好きな男は第三者に「頑張れ!」なんてとても言えない」

とも、

「好きな男が第三者に対して十分頑張っているのを、私は分かっているから、私は好きな男に対して「頑張れ!」なんてとても言えない」

とも読める。

私としては、健康でいてさえくれれば、他はなんだって良いのだが…難しいな。

これも同様。

第三者」も「私」の知り合いなのかもしれないし、悩みを聞いている「好きな男」を気遣っているだけで、「第三者」のことはどうでもいいのかもしれない。

翻って、タイトルに戻ると、

悩み事を聞くのが下手

これの主語は、1行目の「好きな男」であり、「私」はその男のことを書いているのだとわかる。

記事への反応 -
  • 好きな男が悩み相談を聞いている。 が、 なんて返事をしていいかわからない。 精神的に参ってるみたいだから、同情の言葉をかければいいのか…、でも解決にはならないし…。 男性は...

    • https://anond.hatelabo.jp/20170824011757 タイトルの、 悩み事を聞くのが下手 の主語は「私(増田)」で、「(私は)悩み事を聞くのが下手」という話だと思っていた。 ところが1行目、 好き...

      • https://anond.hatelabo.jp/20170824092429 彼がAの悩み相談を聞いてるの。 だけど、 なんて返事をしていいかわかんないみたいなんだ。 Aが精神的に参ってるみたいだから、「同情の言葉をかけれ...

      • 新聞記事なんかだと「男」と「男性」は別の人物として扱うルールがあるんだよな

    • 上手な聞き方って、下手にアドバイスしたり言葉かける必要なくて ただただ聞くだけだと思う

    • これは俺の願望でしかないけど ・まずはただただ俺の話を聞いてくれ ・共感してくれ(俺の感情をなぞってくれ。多分なぞるだけで良くて、露骨に共感していることを示さなくていい) ・...

    • 俺は愚痴はこぼすが相談はしない。結局は自分で解決するしかないからな。 問題を解決するには、適切な睡眠と自信が必要だ。パワーがいるからな。 そうだね、つらいね、大変だね、...

    • 聞くのが下手ってどういう事だろう、相手が話してるうちに怒り出したりするのだろうか…と不思議に思って開いたら何の事はなくてがっかり

    • 悩み事を隠すの 案外 下手だね~♪ by 田原俊彦 https://anond.hatelabo.jp/20170824011757

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