2017-08-21

老いと死について

父方の祖父祖母は二人とも亡くなっている。

おじいちゃんは心臓発作でポックリとなくなり、おばあちゃんは5年位老人ホームに入った後になくなった。

お盆帰省の際に、父方のおばあちゃんのお見舞いに行っていた。

「早く死にたい」という言葉が出てきたりした。

多分本心だろうな、という風に思った。

なくなったという知らせを聞いた時、「あ、やっとお迎えが来たんだな」というふうに思ったことを覚えている。

一方、母方の祖父祖母は二人ともまだ生きている。

帰省するときは母方の実家に泊まるので、母方の祖父祖母にはとてもお世話になっていた。

しかし今では、おじいちゃんは耳が遠くなり、体も思うように動かせなくなってきていて、かなり辛そうに見える。

会話をしていても、反応が遅かったり、会話が噛み合わなかったりする。

おばあちゃんは、5年くらい前から入院していて、言葉が話せなくなっていた。

こちらの話しかけに対してちゃんと反応しているように見えるが、言葉が返ってこないので実際のところは分からない。

また、寝たきりで体は痩せ細って、骨も変形して固まっていた。

胃ろうをして、”生かされている”という感じだった。

毎年おじいちゃんとおばあちゃんが弱っていく姿が目に入って、とても悲しくなる。

から自分は、死ぬ直前まで元気でいたいと思う。

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